松浪の設計手法

パースはどこまで正確?

設計段階でイメージを伝えるために作る 内観パース。
これが 実際 出来上がったものと どれくらい似ているのか 
昨年末に竣工しましたリノベーションプロジェクト  「住吉山手の住宅」 で 検証です!!
 
パース-100417.jpgほぼ同じ角度から写真を撮ると こんな感じになります。
どうですか??

住吉山手-100417.jpg部屋の配置や高さ関係・梁の様子・照明の位置などがわかると思います。

見所は 『 雰囲気!』   これを 表現するのがすごく難しいんです。

正確性を追求すると・・・
照明の明るさデータを個別に入力。 壁や床 天井の反射率と色温度を入力
カーテンの透過率と拡散率を計算して・・・・と、 気が遠くなりそうな作業が永遠と続きます。  

じゃあ 実際にどうしてるのか。 というと  『勘』 です(笑)  


[反省] 和室が広すぎました。


[関連するサイト] 
一級建築士事務所 松浪光倫建築計画室 (設計監理)

[関連するエントリー]
住吉山手の住宅 


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3.普通で確かな住まい。

 

  無垢テーブル-090220.jpg多くの方が「自分だけの住まい」を建てたいと考え、巷でいわれる「注文住宅」「自由設計」に惹かれるのですが、このフレーズで建てられた家の大部分が似たようなプランで、雑誌や情報誌などの切抜きを集めたような家となっているのはどうかと思います。だからといって、住まいは斬新で個性的である必要はなく、将来の暮らしの変化に対応できる許容力と力強さを備えたものだと思います。

 

よく考えられて丁寧に設計された、品のいい確かな住まいをつくりたいと思います。

 

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2.小さくまとめる

紫陽花.jpg無駄に大きな家に住まない。 小さな家に住む。 もっと注目されたらいいなと思います。
千利休は妙喜庵待庵をつくり、最小空間の美徳を追求しました。

きちんと設計すれば、小さな面積で住まいをまとめることができます。
小さな家は、省資源・省エネなのでエコです。そして省コスト。
小さな家は、敷地に余裕ができるので、外部空間が豊になります。
小さな家は、家族の距離が近いのでコミュニティが深まります。

でもね、小さい家は決して狭い家ではありません。

小さな家に大きく住むための工夫。それを考えるのも設計の面白さ。
小さくまとめようとすると、本当に必要なものを整理し無駄がないように考えます。
これからの生活をよく考えた結果が「小さな家に住む」となればいいなと思います。

小さな家に住むことが美徳となるような。。。

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1.単純につくる

イメージする.JPG「設計は整理すること」 だと思います。
住まい手の要望と敷地の可能性探り、情報と条件をどう整理していくかがポイントです。

「単純につくる」というのは、さまざまな条件を無視することでも、ただ積み上げていくことではないのです。
さまざまな組合せと可能性を考えながら、単純な形で表現できる時がくるまで整理し考え続けます。

プランは単純に見えても、出来上がったら魅力溢れる空間を創りたい。
こうして生まれてきた雑味のない空間は、力強く、永く飽きのこない「心地よい」空間となります。
そして、よく考えられたプランは将来の暮らしの変化にも対応できる懐の深さも併せ持ちます。

また、単純な形にまとめると、コスト的にもメンテナンス的にもメリットが大きくなります。

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