松浪光倫建築計画室

いい家を建てる : 完成時に必要な諸経費ってどれくらい?

念願の住宅が完成したときにも さまざまな費用がかかります。

今回は、完成時の諸経費のお話。

 維持費の主なもの

■ 不動産取得税
■ 建物表示登記
■ 建物保存登記

この3つの費用が必要です。(ローン関係の諸経費は別です)
では、詳しく計算してみましょう。

例) 【32坪 1,600万円の土地に30坪 2,400万円の木造住宅を建てた場合】
    固定資産税評価額   土地:1,120万円   建物:800万円

 不動産取得税 (建物)
建物を取得すると一度だけ課税される都道府県税。評価額によって課税額が変わります。
【不動産取得税】固定資産税評価額 ×3%
 床面積が50㎡以上240㎡以下の場合下記の金額が評価額から控除されます。
           一般の住宅   1,200万円
           長期優良住宅  1,300万円

       不動産取得税 : ( 800万円(評価額) - 1200万円 )×3%   0.0万円

  登録免許税(建物表示登記)・土地家屋調査士報酬

建物表示登記とは、建物の所在・種類・構造・床面積・所有者などの情報を登記することです。
登録免許税はかかりませんが、登記の手続きを代行してくれる土地家屋調査士への報酬が発生します。

建物の表示登記は建主で行うことも出来ます。 

【登録免許税(建物表示登記)】       無税
【土地家屋調査士報酬】           10万円程度

               登録免許税 :                        0.0万円
               土地家屋調査士報酬 :                  10.0万円

  登録免許税(建物保存登記)・司法書士報酬

建物保存登記とは、建物が誰の持ち物であるかを登記することです。
登録免許税は登記所に支払う費用と、手続きを代行してくれる司法書士への報酬も発生します。

登録免許税は通常 法務局の認定価格の0.4%ですが軽減措置があります。
 軽減措置の条件
 ・ 床面積が50㎡以上
 ・ 住宅の新築または取得から1年以内に登記する
 ・ 自ら居住するための住宅

建物の保存登記は建主で行うことも出来ます。 

【登録免許税(建物保存登記)】      法務局の認定価格 × 0.15% 
【司法書士報酬】               10万円程度

  認定価格が1,600万円となった場合
               登録免許税 : 800万円 × 0.15 = 1.2                 1.2万円
               司法書士報酬 :                       10.0万円

 諸経費まとめ

建物の評価額によって変わりますが、20万円程度準備するといいと思います。

約180㎡以上の木造住宅でなければ、自力で申請すると数万円で済みます。 
[関連するサイト]
一級建築士事務所 松浪光倫建築計画室
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諸経費と維持費